eyecatch
2023-06-09

Wave Timerをリリースしました。

本日(2023/06/09)Wave TimerのApp Store審査が通りリリースできました!


清々しいまでにノスタルジック。 玩具みたいなタイマーアプリ。


一ヶ月ほど前、けんじさんが「使いたいタイマーアプリが見つからないので独自にデザインしたい」とプロジェクトが始まりました。

結果的に3週間でリリースまで完了しました。
まず2週間で実装まで終わらそうと締め切りを設定しました。そうすることで最低限実装したいものと時間があれば実装するものと優先順位をつけることができました。(実装したい箇所は無限に出てくるので適当に終わりを決めることが大事ですね...)





今回すこし苦戦したのはピクセルパーフェクトのデザインをレスポンシブ対応させることです。
Web制作でレスポンシブを実装するのには慣れていたのですが、ドット絵を拡大縮小するとピクセルの都合で歪みが出てしまいます。iPhoneだけでなくiPadにも対応したかったので違和感のないように実機で確認しながら実装していきました。

こだわったところは数字のカウントダウンアニメーションです。けんじさんが数字間のアニメーションを作り始めて見せていただいた時は「アニメーション気持ち良い!」と「今からこれ実装するんですか!」という気持ちでした。
しかし、けんじさんがこだわっているアニメーションを実装すると手触りが良くなることは前回作った「Ringo」で実感していたのでできる限り実装しようと思い作りました。



iPadで画面分割して使うといい感じ


Godot Engineを使った感想はPICO-8に比べてコードを書く量が少なく楽ということでした。
ある程度アニメーションやモーション、タッチインターフェースに関する機能が揃っていたので1から作ることなく実装できました。(PICO-8では仕組みを知りたいため車輪の再発明をしています)
とはいえ、イメージを形にするためにコードを書かなければいけないので慣れるまでは時間がかかります。

作品のクオリティを上げるためにはできるだけコードを書かないでコンテンツに時間を使った方がいいのかな〜とか思ったりします。ゲームシステムとか絵とかサウンドとかストーリーに。あくまでプログラムは表現するための手段として使っているのでなるべく手数を少なくしたい。(コードを書くのは好きなので無限にやってられるけど...)



今回はGodot Engineを使ってApp Storeにリリースする良い経験になりました。
タイマーはいいですね。皆さんもぜひWave Timerを使ってみてください。
このブログもタイマーをセットして書いてみました。

次はけんじさんのロクジョーヒトマをiOSやNintendo Switchでリリースできたらと思っています。

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Wave Timer

App Store
https://apps.apple.com/app/wave-timer/id6449960392

Webページ(itch.io)
https://m7kenji.itch.io/wavetimer


この清々しいまでにノスタルジックさ満点なドット絵デザインのタイマーアプリで
日常をタイムマネジメントしてQOLをあげよう!
「Wave Timer」は、遊び心満載(じゃなきゃプリインの使うよね!)のツールで、画面に指を滑らせ離すだけで1分から60分までのカウントダウンを設定できます。
特徴的なのは、時間の経過が画面内に溜まる波の高さで表される点。
時間が過ぎるたびに波がゆっくりと引きカウントダウンの終了とともに波が消えるんだ。
これで一目瞭然、まるで砂時計を見ているような感覚を味わえるよ。
Wave Timerで、時間の流れを視覚的にキャッチし些細な気づきを得て人生を噛み締めてください。
慌ただしい日常の中で、この小さな波があなたの時間を静かに見守るからね。
さあ、Wave Timerと共に人生をエンジョイしよう!